だれよりも近くて遠い君へ
頬に手を当てて、言葉とは違って優しく滑らせてくる。
鎖骨まで流れるように移動すると、二の腕から指先までストンと力なく落ちた。
「さ……く…?」
こんなさくは知らないよ。
苦しいの?離れたいの?
「俺がいる意味あんのかな、春の力になれてんの…俺って」
弱々しいさくは久しぶりで、戸惑う。
髪の毛の先に触れてくる。
ーギシッ
さくが離れていく。
ベットが合わせてきしむ。
行かないで、待って、置いて行かないで
「さっ、さく…」
とっさにさくの腕を掴む。
温かいと思っていたさくの腕はひんやりとしている。
それがどうしようもなく、私の不安を煽ってくる。
「ひ…とりにし…ないで」
「……………」
「さ…く……?」
「……あぁ、お前が言ったんだからな。絶対に離れてやらねぇ」
ひんやりしている腕が私の体をさくの方に、ぐっと引き寄せる。
体が密着するようになって、内側から熱い。
元気の無さそうだった表情は、いつの間にか優しくこっちを見て笑っていた。
勝ち誇ったような、嬉しいような子供みたいな笑顔だった。
「春」
「ちょっ、離れてよ」
目を、のぞき込んでくる。
「一人になんてしてやらねぇからな」
熱い、熱い、熱い。
顔から火が出そうなほど。
何その顔、反則なくらいかっこいいね。
ずっとそのまま笑ってほしいかも。
その笑顔けっこう嫌いじゃない。
鎖骨まで流れるように移動すると、二の腕から指先までストンと力なく落ちた。
「さ……く…?」
こんなさくは知らないよ。
苦しいの?離れたいの?
「俺がいる意味あんのかな、春の力になれてんの…俺って」
弱々しいさくは久しぶりで、戸惑う。
髪の毛の先に触れてくる。
ーギシッ
さくが離れていく。
ベットが合わせてきしむ。
行かないで、待って、置いて行かないで
「さっ、さく…」
とっさにさくの腕を掴む。
温かいと思っていたさくの腕はひんやりとしている。
それがどうしようもなく、私の不安を煽ってくる。
「ひ…とりにし…ないで」
「……………」
「さ…く……?」
「……あぁ、お前が言ったんだからな。絶対に離れてやらねぇ」
ひんやりしている腕が私の体をさくの方に、ぐっと引き寄せる。
体が密着するようになって、内側から熱い。
元気の無さそうだった表情は、いつの間にか優しくこっちを見て笑っていた。
勝ち誇ったような、嬉しいような子供みたいな笑顔だった。
「春」
「ちょっ、離れてよ」
目を、のぞき込んでくる。
「一人になんてしてやらねぇからな」
熱い、熱い、熱い。
顔から火が出そうなほど。
何その顔、反則なくらいかっこいいね。
ずっとそのまま笑ってほしいかも。
その笑顔けっこう嫌いじゃない。