続・電話のあなたは存じておりません!
或叶さんは、もしかしたら無理やりこの人と結婚させられるような状況だったのかもしれない。
それを数日かけて断ったから、私に「大丈夫」って言ったのかな?
若干、胃痛がする。
彼女、瑞穂さんに付いてエレベーターに乗り、私は二階のカフェに入った。
席に着くなり、「コーヒー二つ、ブレンドで」と私の分まで注文し、やっぱり推しの強い女性だと判断する。
店員さんが去った後、瑞穂さんは私の顔をジッと見た。奥二重でパーツの整った可愛らしい顔立ちをしている。
「話は簡単よ? 既に聞いてると思うけど、今週末で私たちは夫婦になるの。今後二度と彼に会わないで貰える?」
ーーえ。
瞬間、ドクンと心臓が震える。
私は目を見開き、テーブルの上で両手を組んだ彼女を一心に見つめた。
半開きになった口からもれるのは空気のみで、言葉が続かない。
私の反応を見て、瑞穂さんは心底嫌そうに眉を寄せた。
「なにその反応。まさかあなた、自分の立場が分かってないの?」
「……立場」
彼女の敵意には一点の曇りも無く、私は不安から眉を寄せた。
それを数日かけて断ったから、私に「大丈夫」って言ったのかな?
若干、胃痛がする。
彼女、瑞穂さんに付いてエレベーターに乗り、私は二階のカフェに入った。
席に着くなり、「コーヒー二つ、ブレンドで」と私の分まで注文し、やっぱり推しの強い女性だと判断する。
店員さんが去った後、瑞穂さんは私の顔をジッと見た。奥二重でパーツの整った可愛らしい顔立ちをしている。
「話は簡単よ? 既に聞いてると思うけど、今週末で私たちは夫婦になるの。今後二度と彼に会わないで貰える?」
ーーえ。
瞬間、ドクンと心臓が震える。
私は目を見開き、テーブルの上で両手を組んだ彼女を一心に見つめた。
半開きになった口からもれるのは空気のみで、言葉が続かない。
私の反応を見て、瑞穂さんは心底嫌そうに眉を寄せた。
「なにその反応。まさかあなた、自分の立場が分かってないの?」
「……立場」
彼女の敵意には一点の曇りも無く、私は不安から眉を寄せた。