じれったい恋愛…~運命の人に気づくまで~

*困る、どうしたら…*


あっという間に、忙しかった2学期が終わり、3学期を迎えた。


この3学期は先輩たち3年生は最初の数週間だけしか学校に来なくなる。寂しい…。


先輩と学校で会えるのもあと少し。
私、耐えられるかなぁ。


先輩に会えない辛さに耐えられるか、不安になってきた。



そんな中、私はまた隆君に呼び出された。


いつもの、あの空き教室。


『ごめんね、また呼び出したりして。
どうしても、みっちゃんに自分の気持ちを伝えたくて…』


『あの、俺の気持ちに変わりはないから。
みっちゃんが水谷先輩を好きなことはわかってる。

でも、この気持ちは止められないから。

今はみっちゃんが俺の方に振り向いてくれなくても、必ず振り向かせて見せるから。

みっちゃんが俺を見てくれるまで、1年でも2年でも、5年でも10年でも待つから!
だから、いつか僕を見てほしい!
待ってるから…』

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