じれったい恋愛…~運命の人に気づくまで~

私はここで気を許したり甘いことを言えば、口喧嘩とかでは言いくるめられる私は、絶対に負けてしまう!

そう、思って頑張って言い返した。


『ごめんね。そうだよね。やっぱり無理だったんだよね、友達なんて…。

わかった!じゃあ、私たち、やっぱり元に戻ろう!今回の゛友達゛として付き合うっていうのは、無かったことに!

じゃあ、もう行くね』


そういう私を彼は腕をつかんで引き止めた。


私からすれば、今回、隆君からこう言ってくれたことは、今回の作戦が失敗に終わったということで、この関係を解消するチャンスだと思ったのだ。


『ごめん、俺が悪かった!
だから、お願いだよ!そんなこと言わないでくれよ。頼むよ。

ねっ、゛友達゛でいいから、今のまま、みっちゃんのそばにいさせて!』


困った。こうくるとは、なかなか手強い…。

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