じれったい恋愛…~運命の人に気づくまで~
『あ~!残念だなぁ。緑川さんと過ごしたかったのにな、クリスマス・イヴ!』
『ごめんね。バイト、前から入れちゃってて…』
『仕方ないよ。ちょっと言ってみただけ(笑)』
『あ、明日は?明日もバイト?』
『あ、そういえば…。何となく、明日はバイト入れなかったんだ!』
『えっ?本当?よっしゃー!!』
そんなに喜んでくれるなんて、嬉しい。
『じゃあ、明日は一緒に過ごしたいな』
『うん!私もそうしたい…』
何故かちょっと照れてしまった私。
頬が熱く熱を帯びていくのが感じられた。