じれったい恋愛…~運命の人に気づくまで~

『もう~!2人とも、イチャついちゃって~(笑)』



りこちゃんが私たちをからかう。


『今日は2人、一緒に過ごすの?』



にやけながら、私たちをからかうように聞いてくるりこちゃん。


バイトだと知ると、私を攻撃してきた。



『もう~!何で陽子はこんな日にバイトなんて入れちゃうの?バカだね~!』


『そう言う、りこちゃんは?彼と?』


負けじと私も、りこちゃんをからかうように言ってみた。

りこちゃんは照れたように、

『そりゃ、そうだよ』と言う。

りこちゃんが照れてる…。かわいい…(笑)


『もう!私の事はいいから!
2人、ちゃんと一緒に過ごせるの?』


『うん、明日は…』


『きゃ~!もう!中島、ちゃんとリードしてよ!
陽子は慣れてないんだから!』


(一体、なんの話をしているの?りこちゃん)


彼を見ると、照れたように

『もう~!何がだよ』

と笑ってる。


なんの事を言ってるのか、よく分からないけど…。

確かに私は誰かと恋人なんて初めて。
色んな事に慣れてない。だから、その事?
な~んだ!そっか。
あ、でも、それは中島君も同じだよ!


2人で一緒に過ごせるなら、慣れてなくても楽しいはず。
明日はどんな風に過ごせるかな。楽しみ!


とにかく、今日は夜までバイト。

中島君と明日の待ち合わせ場所を決めた。
私の最寄り駅に10:00に待ち合わせすることになった。楽しみ~!


今日のバイトでは、何件ものビッグオーダーの予約と、急に入ったビッグオーダー、いつも通り、いや、いつも以上に賑わう店内に、みんなヘトヘト。


とにかく、今日が終わった。
家に帰って、疲れた体をお風呂でいたわる。


さぁ、明日はどんな服を着ていこう…。


< 261 / 317 >

この作品をシェア

pagetop