じれったい恋愛…~運命の人に気づくまで~
街はカップルや家族、友達同士で溢れていた。
カップルのなかには、周囲の目を気にもせず、熱いキスをしている人もいた。
そんな光景を見た私は、何だか恥ずかしくて頬が熱くなった。
そんな顔を見られるのが恥ずかしくてうつ向いて歩いた。
『陽子?どうした?具合でも悪い?』
『ううん、大丈夫だよ………』
『何かあった?』
『ううん、何でもない』
彼は立ち止まって、私の目線まで体を屈めて私を見てくる。
『陽子?どうした?あれ?顔、赤くない?』
『大丈夫。何でもないから』
私は照れくさくて、上手く彼の顔が見れない。
だって、他のカップルのキスシーンを見て恥ずかしくなった、なんて、それこそ恥ずかしい…。