じれったい恋愛…~運命の人に気づくまで~

『私も、けんちゃんしか目に入らないよ。
だから、心配しないでね。
私が好きなのは、けんちゃんだけだから』

『私にとって、けんちゃんはもう、なくてはならない、かけがえのない存在になってる。けんちゃんなしでは、私……』


強く強く、抱きしめられる。
彼が私を強く抱きしめてくれてる。


『陽子…。俺も。陽子なしじゃ生きていけないくらい、かけがえのない存在だよ。
ずっと、これからも一緒にいたい。
だから、俺から絶対に離れないで!
俺の手を離すなよ!
もし離れたら、俺が掴みに行くからな!』


『うん…離れない。私を絶対に離さないでね。
ずっと、けんちゃんのそばにいさせて!』


私たちは、強く、強く抱きしめ合った。
そして、再び、優しく激しくキスを交わした。


2人がずっと、離れないように。
ずっと一緒にいられるように。
お互いを信じ合えるように…。


運命の人だと思える人に、出逢えた事に幸せを感じて……。








END
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