皇女殿下の幸せフェードアウト計画
ところが、月日が経ち皇女様の教育係を任せられたわたくしは、困惑する日々を迎えていたのです。

幼いながらに覚えの良い姫様に、わたくしはこの方が立派な女帝になるのだと思いました。

しかし、周囲はそうは思わなかったようです。

できて当たり前、もっとできるはずだ。そんなはずはないのに!

その声に、わたくしは勿論反論して回りました。

ところが、その年齢の子供にしてはとてもよくできているとわたくしが訴えた所で、皇帝陛下の娘ならばできて当たり前だと言うのです。これには辟易いたしましたが、それよりもなによりも、幼い姫様の方が問題でした。
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