皇女殿下の幸せフェードアウト計画
「イリス様、準備が整いましてございます」
「わかったわ」
ウルスラの言葉に私は立ち上がって廊下を歩く。
目的の場所には、フォルセティが立っていた。
(え、なんで?)
城内の奥まった一角。
厳重に警備をされているその扉の奥にまた部屋があって、そこで厳重に守られる石板が保管されているはずなんだけど……なんでそこに向かう最初の扉の前に、フォルセティがいるのかと私は目を瞬かせる。
「フォルセティ、なぜ貴方がそこにいるの?」
「……陛下が、おれが姫のことを恩恵持ちだと言い出したのだから、ことの顛末を見届けるのも役目だと」
「そ、そう」
確かに私ももう一度石板の前に立って確認するよう再度陛下から言付かっているけれど……そんな都合よくギフトなんて貰えるものじゃないと思うのよね。
そもそも教会にレースを寄付したのだってユゼフが思うような話じゃなくて本当に邪魔な品物を押し付けたっていう意味合いの方が強くて、あんな勘違いされるとか本当に良心が咎めるわぁ……。
ま、まあそれがあの教会のためになってあそこらの子供たちのために役立っているというんだから結果から見て良いことしたのかなとは思うけどね!
「わかったわ」
ウルスラの言葉に私は立ち上がって廊下を歩く。
目的の場所には、フォルセティが立っていた。
(え、なんで?)
城内の奥まった一角。
厳重に警備をされているその扉の奥にまた部屋があって、そこで厳重に守られる石板が保管されているはずなんだけど……なんでそこに向かう最初の扉の前に、フォルセティがいるのかと私は目を瞬かせる。
「フォルセティ、なぜ貴方がそこにいるの?」
「……陛下が、おれが姫のことを恩恵持ちだと言い出したのだから、ことの顛末を見届けるのも役目だと」
「そ、そう」
確かに私ももう一度石板の前に立って確認するよう再度陛下から言付かっているけれど……そんな都合よくギフトなんて貰えるものじゃないと思うのよね。
そもそも教会にレースを寄付したのだってユゼフが思うような話じゃなくて本当に邪魔な品物を押し付けたっていう意味合いの方が強くて、あんな勘違いされるとか本当に良心が咎めるわぁ……。
ま、まあそれがあの教会のためになってあそこらの子供たちのために役立っているというんだから結果から見て良いことしたのかなとは思うけどね!