皇女殿下の幸せフェードアウト計画
(べ、別に気になってちょくちょく見に行ってたわけじゃないし? たまたまよ、そうたまたまそこに推しがいたら視線が行っちゃうのはしょうがないっていうか!)

ついでに言えば彼が将軍の下についてからの評判は上々だったし、仲間たちとも打ち解けているようだったし、なんなら御前試合でも大活躍をしてみせて一気にファンを作っていたのも目にしたからね。

優勝した時にこちらを見て礼をする彼はかっこよかった……。

まあ、正確にはこちらっていうか私じゃなくて陛下に向かってなんだけどね!

皇女だから横にいたってだけでラッキーです。

(まあ、思い出もできたし乗馬もできるようになったし。万が一なにかあって逃亡生活になっても生きていけるように後は何が必要かしら)

 くだらないことでも考えてないとやってられないのよね。

いや、フォルセティっていう推しがいるだけでかなりストレス軽減にはなってるんだけど。

本来あるべき物語の流れを不自然に整えている分、それを補うためにも嫌われ生活はちゃんとしないといけないっていう、私的にはストレスが多い生活。

いつ何時不測の事態で追いやられてもいいように……なんて考える生活はやっぱりね、心が疲れちゃうっていうか。

この嫌われ行動ってのが、やっぱり難しいわけですよ!
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