皇女殿下の幸せフェードアウト計画
護衛と皇帝、少人数になったその部屋で私は意を決して姿を見せた。

この後受け入れられずに処断されようと、もう構わなかった。

「偉大なる皇帝陛下、私の顔に、見覚えはございませんか。このペンダントに、見覚えはございませんか……!」


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