私と彼女と一冊の本
あー、清々した。成績にこだわってた私が悪いんだわ。
これで、明日からは私のままで学校に行ける。

「うそでしょ……」

私が思ってる以上に、学校の勉強は進んでいた。
彼女を代わりに通わせていたせいで、私は勉強に追い付けなくなっていたのだ。


完全に私の失敗・・・ん? まてよ。
こうなったのは全部、アイツのせいじゃないの?

アイツがいなかったら、私がこうなることはなかった。そう、アイツが悪い。

「あ、いた」

アイツは普通に学校に通っていた。

制服はどこから手に入れたんだろ。って、そんなことはどうでもいい。
今はアイツを見るだけでイライラする。この怒りをぶつけないと気が済まない。
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