【完】溺愛したいのは、キミだけ。
颯希はそういうけれど、今まではこんなふうに平気で恥ずかしいこと言うようなキャラじゃなかったのに。


どうしちゃったの?


「もしかして、ドキドキした?」


颯希がイタズラっぽく笑いながら聞いてくる。


「し、してないもんっ!」


「あははっ。美羽顔赤い」


ウソ。ほんとはすごくドキドキした。


変なの、私ったら。


なんか調子が狂っちゃうよ……。


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