君とみたあの夏の流星群。

信じた奇跡

■■■

【碧都side】

───5年後


あれから……

星祈は、アメリカの病院へ転院して、アメリカで補助人工心臓の手術を受けることができた。


手術は成功。

星祈の症状は一時的に改善して、今も、心臓移植のドナーが見つかるのを待ちながらアメリカの病院で入院生活を送っている。



俺は高校を卒業後、アメリカの大学に進学した。


最初は、日本と違う環境での生活に慣れるので精一杯だったけど、気付けば大学生活も3年目。


アメリカの大学での初めの2年間は、一般教養を学び、3年生になってからは、専攻分野を中心とした授業となり、

俺は、医学を専攻分野に選んだ。


星祈の病気は、今もまだ分からないことが多く、確立とした治療法はないと言われていて、今も星祈は病気と戦っている。


それに、星祈だけじゃない。


世界中には、完治するのが難しいと言われる難病を抱え、戦っている人たちがいる。


俺は、その人たちを助けたい。その人たちの力になりたい。その一心で、医者になる道を選んだ。

< 346 / 349 >

この作品をシェア

pagetop