好色歯科医が初めて真剣な恋をしました

自分は エネルギッシュだと 自覚はしていたけど。

その夜の 駿平は 異常なほどだった。


真美から 発散される フェロモンに

駿平は 抗うことが できなかった。


「先生…もうだめ…」

「おねがい……やめて。」

真美の 消え入りそうな声は 

余計に 駿平を 刺激した。


翌朝 駿平は 眩しさに 目を覚ました。

腕の中で眠る 真美は 幼い顔で。

綺麗な ピンク色の頬に 触れていると

駿平は 不思議な昂りを覚え うろたえる。


『俺の体 どうかしている…』


眠ったままの真美に キスをすると

駿平の指は なめらかに 滑りだす。


「っん…せんせい…?」

まだ はっきり目覚めてないまま

それでも 真美は 甘く 駿平に応えた。


「真美。俺 狂ってるかも。」

朝の光の中 照れながら 駿平が言うと

「先生。私。立ち上がれない…」

真美は 恥ずかしそうに 頬を染めた。





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