好色歯科医が初めて真剣な恋をしました
真美が言った言葉を 考えると
駿平は 胸が ザワザワした。
自分は 本当に 真美だけで 満足できるのか。
今は 真美に夢中だけど 先のことは わからない。
いつか 真美に 飽きる日が 来てしまったら。
真美を 母のように 苦しめることになる。
もう一度 頭を冷やして よく考えよう。
土曜日 歯科医師仲間との ゴルフに誘われていた駿平は
クリニックを 休診にして 亜紀子と コンペに出かけた。
「今日は 少人数のコンペだから。亜紀子も 気楽に 楽しんで。」
早朝 亜紀子を車に乗せて 駿平が言うと
「あら。それなら 真美ちゃんに ピッタリだったのに。」
亜紀子は 駿平の気持ちに 気付いている。
ハッとして 亜紀子を見る 駿平に
亜紀子は いたずらっぽい笑顔を 返した。