好色歯科医が初めて真剣な恋をしました

週末 初めて 豊と 食事をした亜紀子。


「お待たせして すみません。」

豊が 指定した ホテルのロビー。

亜紀子が着くと 豊は もう来ていた。

「いいえ。僕が 早く着き過ぎたんです。」


真面目な豊だけど 歯科医師らしくスマートに 亜紀子をリードする。


豊が 食事に選んだ ホテルのレストランは

落ち着いた高級感があって いい雰囲気で。


「素敵な レストランですね。」

美しい亜紀子は そんな場所でも 見劣りしない。

「初めてのデートなんで。ちょっと 頑張りました。」

そう言う 豊の はにかんだ笑顔を 見た時

亜紀子は 久しぶりに 胸が ときめいた。


真面目と 垢抜けないことは 同じじゃない。

適度に 洗練されていて 遊び人じゃない人。


目の前で笑う 豊の 穏やかな表情は

亜紀子の心を 完全に 捉えてしまった。






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