好色歯科医が初めて真剣な恋をしました

「先生。私 大西先生と 結婚することになりました。」

亜紀子から 報告を受けたのは

駿平達の 結婚式の 少し前だった。


「そうなの?亜紀子 おめでとう。」

「ありがとうございます。私達は 来春 結婚式を する予定です。」

「良かったね。大西先生は 真面目で 穏やかな人だから。きっと 亜紀子を 幸せにしてくれるよ。」

「はい。私も そう思います。」


亜紀子は 花のような笑顔で 言った。


「亜紀子の代わり 募集しないとな。」

駿平が ポツリと言うと

「先生。その事なんですけど。もし 良かったら 仕事 続けさせて頂けますか?」

「えっ?いいの?俺は 大歓迎だけど。」

「大西先生は 勤務医だから。私が 手伝うこともないし。大西先生も 望んでいるので。」

「それは 助かるよ。予定があるときは 自由に 休んでいいから。続けてもらえるなら。」


これからは 少し年配の スタッフを 採用しようと 駿平は 思っていた。





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