幼女総長と不良たち
シーツを掴んでいたハン君の手が、一本の指を作る。
その指で、私の鎖骨から胸の間を通り抜け、お臍を中心に一回りする。
お臍を指の腹で一回押さえると、また指が下へと下りていった。
手足をバタつかせ、必死に抵抗する。
「ヤだっっ!!!何考えてるのッ!!
今の私は小さな子供なのにッッ!!!!
「・・・・そんなの、関係ないよ。」
「いやああああああああ」
私の絶叫にクスッと笑うハン君が指を止め、私に覆い被さるように上から私を見つめた。
「大丈夫だよ。ボクは、君だけを愛してるから。
君だけだから。
君しか見てないから。」
ハン君の優しくも狂気染みた顔が私を誘い込もうとする。
「あいつらとは、違うよ。」
私をそのまま呑み込むんじゃないかってくらいにハン君の唇が開く。
分かってるよ。
皆、別に私に恋愛感情なんて抱いてないことくらい。
そりゃ里桜だって男子高生だもんね・・・
4人の中では一番興味無さそうなふりしてるけど可愛い女の子と遊びたいよね。
凌久だっていい大人だし、お金もあるみたいだし、余裕たっぷりだもんね。
ロリコンだってロリコンなりに色んなロリにちやほやされたいよね。