好きって言わせるから。
花穂と一緒に靴箱のところまで来ると…
「っ……」
叶斗と朝一緒に歩いていた女の子を見つけてさらには叶斗と目が合ってしまった。
さっきの花穂の言葉を思い出しどうすればいいのか分からなくなってしまう。
挨拶したほうがいいかな…?
それともそっとしておいたほうがいい…?
そんなことを考えてるうちに叶斗から目線を外されそのまま歩いて行った2人。
「っ、かほ~」
ただ目線外されただけなのになんだか悲しくなって花穂に抱き着くとよしよしと頭を撫でてくれた。