好きって言わせるから。



「彩葉ちゃん?」



なんだか胸騒ぎがして体育館にあるトイレに行ってみても返事はなくそこに彩葉ちゃんはいなかった。



どこ行ったんだろう…



やっぱりさっきの私の言葉気にしてたりするのかな…




「あんた一体何なの!? 瀬名くんにどんな手使ったのよ!!」



「っ、私は何も…」




体育館の外のほうから女の人が苛立つ声が聞こえて覗いてみれば3人くらいの女の人に囲まれた彩葉ちゃんがいた。




リボンの色からすればたぶんこの人達は先輩だ。




「なんであんたなの? 私たちは一回も好きだなんて言われたことはないのにあんたは好きだなんて言われてさ!!」




え……



叶斗の好きな人って…



彩葉ちゃん、なの…?


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