皇太子は神の子に首ったけ〜異世界に転移してしまいました!?〜
歯車


あの時、あの瞬間。

私の人生の大きな歯車が動き出した。



この世界に来て、消して動くことのなかったものが──。




あの時、どうしていたらこうならなかったのか。

それを考えない日などない。




──あなたを忘れることなんて、私にはできないの。
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