トップリーガーの恋~おまえの心にトライする~
何とか練習を終えた。

颯斗は散々だった。キックは外すしパスは落とす。

反対に湊斗は絶好調。何をしても上手くいく。


颯斗は、練習を終わるや否や湊斗を急かし自分の車に乗せ、練習場を出たのだった。

運転中に話を聞くと動揺しそうなので、落ち着ける場所を目指す。

「湊斗、今日はお前の部屋に行っていいか?」

「ああ。その方が都合がいい」

「じゃあ、家でピザでも頼もうぜ」

「ああ」

目指すは湊斗の部屋。

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