cigarette love【完】
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「ん〜?それはヒミツ」
陶山先生はニヤニヤしながらそう言った。
その顔は、明らかにハタチより前に吸っていると言っているような顔つきだった。
「絶対、高校のときから吸ってるよね」
「いや?中学ン時から」
……うわ。
めっちゃ不良やん、この先生。
しかも、そんなこと生徒に言っていいのかな。
その話を聞いて、私の中の陶山先生の株が落ちる……かと思ったが、なんとなく彼のことが更に近く感じた。