居候同期とフクザツな恋事情


もしかして、私が帰ってくるまでの短い時間で酔い潰れて寝ちゃった……?

買ってきたプリンは今日のことにはならないな。


「イオー。寝るならちゃんと布団で寝たほうがいいよ」

イオの横に膝をつくと、トントンと肩を叩いて軽く揺する。

でも、何度を声をかけて揺すっても、イオが目を覚ます気配はなかった。


こんな散らかして、どうしてくれるのよ……

いくら明日が土曜日とはいえ、こんな散らかった状態の部屋で寝たくない。

仕方がないからイオはテーブルでしばらく眠らせておくことにして、空き缶を片付けて、まだ開けていないものは冷蔵庫に入れた。

それからイオの布団を敷き、もう一度彼に声をかけてみる。


「イオー。布団敷いてあげたよ。ちゃんと寝なよ」

ちょっと揺すったくらいでイオが起きないことはこれまでの経験上よーくわかっているから、わりと強めにバシバシと背中を叩く。

それでもイオはピクリとも反応を示さなかった。


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