Déjàvu デジャヴ

ドーン…ドーン…



夏の夜

虫の声

私の鼓動



ドキ…ドキ…ドキ…



土手から花火を見た




「上杉、楽しい?」



「うん、楽しいよ」



「だって、花火見るの好きじゃないって…」



「うん、花火は…まぁ…
それより折原と来てることが楽しい

花火って毎年同じって
オレ言ったけど
毎年、違ってた…

折原がいなかった2年間
花火の音が憂鬱だった

なのに今年は…」



ドーン…ドーン…ドーン…



「ん?」



「綺麗だな…って思う…」



上杉の目はキラキラしてた



ドキ…ドキ…




見惚れてしまう


上杉の横顔



ドキ…ドキ…ドキ…



すぐ隣に

上杉がいる





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