きっと、月が綺麗な夜に。
「やあとらちぃおはよう!……おや、後ろに控えるはみゃあ子くんではないか!おはよう!」
「相変わらず顔も声もうるさい人だな。おはよ、たけちゃん」
何気に武明先生ともかなり打ち解けて仲良くなっているらしく、左手を挙げた美矢の砕けた挨拶に、武明先生はわはは、と笑った。
「今日はみゃあ子くんは何故とらちぃと一緒なんだ?みゃあ子くんも勉強か?」
「そんなわけないでしょ。とらが働き口紹介してくれるって言うから」
美矢から出た『働き口』という言葉に全く検討がつかないのか、こてん、と首を傾けた武明先生。
大概そのポーズを取れば可愛く見えるものなのに、ちっとも可愛くならないから笑いそうになって口元を手で隠した。
「ほら、武明先生、猫塚さんとこ」
「なんと……!ねこじぃか、うむ。みゃあ子くんならあるいは」
笑いを堪えたせいで少し震えた僕の声にツッコミを入れないで返答した武明先生は、忙しなく表情を変えて勝手に1人で納得して頷いた。
「ねこじぃ?………ずいぶんメルヘンなあだ名の人がいるんだね」
「まあまあ。これから紹介するから、行こう。武明先生も来ます?」
メルヘンなんてもんじゃない。なんせ『ねこじぃ』こと猫塚さんは、この島の猫の主みたいな人なんだから。
「相変わらず顔も声もうるさい人だな。おはよ、たけちゃん」
何気に武明先生ともかなり打ち解けて仲良くなっているらしく、左手を挙げた美矢の砕けた挨拶に、武明先生はわはは、と笑った。
「今日はみゃあ子くんは何故とらちぃと一緒なんだ?みゃあ子くんも勉強か?」
「そんなわけないでしょ。とらが働き口紹介してくれるって言うから」
美矢から出た『働き口』という言葉に全く検討がつかないのか、こてん、と首を傾けた武明先生。
大概そのポーズを取れば可愛く見えるものなのに、ちっとも可愛くならないから笑いそうになって口元を手で隠した。
「ほら、武明先生、猫塚さんとこ」
「なんと……!ねこじぃか、うむ。みゃあ子くんならあるいは」
笑いを堪えたせいで少し震えた僕の声にツッコミを入れないで返答した武明先生は、忙しなく表情を変えて勝手に1人で納得して頷いた。
「ねこじぃ?………ずいぶんメルヘンなあだ名の人がいるんだね」
「まあまあ。これから紹介するから、行こう。武明先生も来ます?」
メルヘンなんてもんじゃない。なんせ『ねこじぃ』こと猫塚さんは、この島の猫の主みたいな人なんだから。