小説家の妻が溺愛している夫をネタにしてるのがバレまして…
本音と愛言葉

「寝支度済ませたら僕の部屋に来てね。」


先に風呂などの寝支度を手早く終わらせていた郁人くんはそう言って自分の部屋へと消えていった。


「……うぅ…むり……」


落ち着きのない緊張しまくりな私を、誰か全力で落ち着かせてください…。


今まで甘い雰囲気になってイチャイチャするのは唐突だったのに、いざ、最後までしますよ!ってなると死にそうなくらいにドキドキする。


(……郁人くんは余裕そうなのになぁ…)


私ばっかりいつも余裕がない。


今に始まったことではないけれど、それが悔しくてお風呂のために準備していたタオルを握りしめた。


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