何億もの星に想いをのせて。〜何度だってあなたを〜

初めて本当のあなたを見れた気がした。

殺したかった。憎かった。

そう言われて少しは悲しかった。

でも、本当のあなたを見れた方が嬉しいの。

だから嬉しさが勝っていた。

そっちのあなたの方が好き。

もっと見たい。あなたの本心を。

あなたに好きと言われたい。

気づいた時にはそう思っていたの。

あぁ、私は春に恋してるんだ。

この気持ちに気づけて嬉しかった。

なんだか、昔も味わった事があるような...。

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