何億もの星に想いをのせて。〜何度だってあなたを〜

「春ー!」

呼んでみたが返事はない。

私は辺りをよく見回した。

「いない・・・どこだろ?」

春の姿が見当たらない。

「ねぇ、春見なかった??」

私は近くにいた男子に話しかけてみた。

知ってたらいいんだけど・・・。

「うぉ...有村かよ。で、春?・・あぁ、アイツか。アイツなら散歩するってドカ行ったぜ?」

なんで私が話したら嫌な顔をするのよっ?

もうっ、確かに不細工だけど・・・。

< 245 / 356 >

この作品をシェア

pagetop