煌めいて初恋

「あっ、おーい!琉矢、琳、智!」


昴は彼らの姿を見つけたようで、大きく手を振った。


楓は出来れば帰りたかったが、道が分からなければ昴達が困るので、出来るだけ目立たないように身を縮こませる。


こっそりと様子を窺っていると、昴を含めた四人は、少し仲良さげに話していた。が、昴はキョロキョロと首を動かして楓を見つけると、こちらへ手招きをしてきた。


楓は無視するわけにもいかず、覚悟を決めて彼らの元へ行くことにした。


「白波さん、コイツら俺の友達の琉矢と琳と智。Gold Rushの…俺の入ってるアイドルグループのメンバーでもあるんだけど」


楓は昴の横に並ぶ三人の男子を恐る恐る見た。


少し焦げ茶色の髪が印象的なチャラそうな外観の人は「琉矢でーす」と手を振り、他の人より背が小さめで、エクボをくっきりさせてニコッと笑った人は「僕が琳だよん」と軽い調子で言い、最後の高身長で少し鈍そうな人は「智っす」とこちらに頭を下げてきた。


三人とも何と言うか、近寄り難い雰囲気、芸能人のオーラ?みたいなものが漂っていて、こちらが尻込みしてしまいそうになる。


「んで、こちらは白波楓さん。俺と同じ学校の同級生」


急に呼ばれて楓は肩を震わせ、固まってしまった。


そんな楓を不審気に昴が覗き込んできて、楓は思いっきり飛び退いた。




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