ドロ痛な恋が甘すぎて アミュ恋2曲目
「あ、私なんかに言えないよね?二人ともアイドルだし……」
「ごめん、ごめん」と笑ってみたけれど、全然ダメ。
私が放った嫉妬で歪んだ言葉は、謝ったくらいじゃ消し去ることはできなかった。
その時、耳を疑う言葉が私の脳を震えさせた。
「付きあってないけど」
「え?」
でもでも、苺さんのSNSに書いてあったよ。
大好きな人にオムライスを作ってもらったって。
私のために歌を作ってくれたって。
「付き合っていないの?」
「ああ」
「綾星くんが苺さんとステージで歌ったあの曲……苺さんへのプレゼント曲なんじゃないの?」
体中の空気を追い出すくらい長く息を吐いた綾星くんは、あきれ顔。
「違うし。あぁもう、なんでこうなった? なんでほのかに勘違いさせちゃった? 俺」
綾星くんは思いっきり髪をかきむしりながら、目を吊り上げている。
どうしよう……
理由はわからない。
でも綾星くんのこと怒らせちゃったよね?
間違いなく。