こじらせ社長のお気に入り
「瑞樹の義弟のとこがさあ、ちょっと歳の差夫婦なんだけど、可愛い可愛い奥さんから、あいつ〝要君〟なんて呼ばれてるんだよ」
な、なんですと……
ま、まさか、私にも君付けで呼べという気じゃあ……
こめかみの辺りが、ピクリとひくつくのがわかる。おまけに、目の前いる好きな人は、心なしか耳元を赤くしている。つられて恥ずかしくなっちゃうじゃないか……
「君付けで呼んで欲しい」
言ったよ。言っちゃったよ、この人。
おん歳36歳の会社社長が……
フリーズしている私を見て、少し焦った社長は続けた。
「だ、誰も呼ばない呼び方を奥さんからされる要を見て、羨ましかったんだよ。決っして君呼び願望が強いってわけじゃあ……って、でも、俺のことをそういう呼び方をする人はいないわけで……」
慌てる社長が、なんだか可愛く見えてくる。
いいじゃない。私が君付けで呼ぶだけで喜んでくれるのなら。
それに、他の女性の呼ばない呼び名っていうのは、なんとも魅力的だ。
な、なんですと……
ま、まさか、私にも君付けで呼べという気じゃあ……
こめかみの辺りが、ピクリとひくつくのがわかる。おまけに、目の前いる好きな人は、心なしか耳元を赤くしている。つられて恥ずかしくなっちゃうじゃないか……
「君付けで呼んで欲しい」
言ったよ。言っちゃったよ、この人。
おん歳36歳の会社社長が……
フリーズしている私を見て、少し焦った社長は続けた。
「だ、誰も呼ばない呼び方を奥さんからされる要を見て、羨ましかったんだよ。決っして君呼び願望が強いってわけじゃあ……って、でも、俺のことをそういう呼び方をする人はいないわけで……」
慌てる社長が、なんだか可愛く見えてくる。
いいじゃない。私が君付けで呼ぶだけで喜んでくれるのなら。
それに、他の女性の呼ばない呼び名っていうのは、なんとも魅力的だ。