こじらせ社長のお気に入り
それから、可能な限り注いで回っているうちに、お返しのアルコールにやられてしまったようで、フラフラしてくる。少し休もうと、一旦自分の席に戻ることにした。
お酒はめちゃくちゃ強いわけでも弱いわけでもない。学生の頃なら、セーブし合いつつそれなりに飲めていた。
けれど職場となると、勧められれば断りきれずにペースを無視して飲んでしまう。とにかく社員のノリがよくて、相手に合わせているうちに、気付けばかなりの量を飲んでいたようだ。
お水をもらって一息ついているうちに、隣の社長も戻ってきた。
「笹川ちゃん、大丈夫か?」
「あっ、はい。ちょっと飲みすぎちゃったみたいで……しばらくおとなしくしてます」
自分の席に戻ってホッとすると、急に眠気に襲われてくる。
まずい。ここで寝るわけにはいかない……
わかってはいるけれど、意識が飛びそうになってしまう。
今週は忙しくしてたから……
ああ。山川社長のことも精神的にショックで、よく眠れなかったし……
ダメだと思っているのに、ふわふわと頭が揺れてしまう。
「あったかい……」
もう起きているのか寝ているのか、よくわからなくなっていた。
気付けば、誰かが頭を撫でてくれている気がする。これは夢かなあ……
それがすごく心地良くて、完全に意識を手放してしまった。
お酒はめちゃくちゃ強いわけでも弱いわけでもない。学生の頃なら、セーブし合いつつそれなりに飲めていた。
けれど職場となると、勧められれば断りきれずにペースを無視して飲んでしまう。とにかく社員のノリがよくて、相手に合わせているうちに、気付けばかなりの量を飲んでいたようだ。
お水をもらって一息ついているうちに、隣の社長も戻ってきた。
「笹川ちゃん、大丈夫か?」
「あっ、はい。ちょっと飲みすぎちゃったみたいで……しばらくおとなしくしてます」
自分の席に戻ってホッとすると、急に眠気に襲われてくる。
まずい。ここで寝るわけにはいかない……
わかってはいるけれど、意識が飛びそうになってしまう。
今週は忙しくしてたから……
ああ。山川社長のことも精神的にショックで、よく眠れなかったし……
ダメだと思っているのに、ふわふわと頭が揺れてしまう。
「あったかい……」
もう起きているのか寝ているのか、よくわからなくなっていた。
気付けば、誰かが頭を撫でてくれている気がする。これは夢かなあ……
それがすごく心地良くて、完全に意識を手放してしまった。