一生ものの恋をあなたと
「蓮…好き。大好き。
…もっとそばに来て……」

これ以上ないくらい隙間を作らず
ぴったり身体を重ねる。
愛の唇を貪る。どこもかしこも柔らかい。

「…愛の中に入りたい。」

「…ん、でも…
セカンドバージンって言うの?
ちょっと怖い…。」

「…それ、男の方は何て言うんだろう。」

「……蓮、本当?」

「当たり前だろ?
愛しかいらないんだ。
…このクロス、外したことないんだ。
これ着けてて、他のやつと…出来ないよ。」

「…うん。
フフフ…じゃあ、来て?」






それから俺達は夜明けまでお互いを求め合った。
6年という、長い年月を取り戻すかのように…



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