鬼畜御曹司の甘く淫らな執愛
聞いてるこっちまで苦しくなってしまうような隼の言葉に、それだけ大事に想ってもらえてるんだと分かり、またまた胸と最奥とがキュンキュン共鳴し合うようにさっきよりも大きな反応を示してしまう。
もう、居ても立っても居られない気持ちになってきた。
拘束された腕をグンと大きく掲げて、未だ苦し気に私のことを見つめたままでいる隼の首の後ろに宛がって引き寄せると、まっすぐに見つめ合ったまま口を開いた。
「隼にそんな風に大事に想ってもらえてすっごく嬉しい。確かに、最初は抵抗あったし、怖かったけど、隼に縛られるの嫌じゃないよ? こうされてると、なんでか分かんないけど、すごく安心するし、すごく気持ち良い。ほら、先週言ってたでしょ? 私にはそういう素質があるって。
ただ、隼のことを思いっきり抱きしめられないのが不満かな? だから、代わりに私のことを隼にめいっぱい抱きしめてほしい。それから、私の知らない隼のことをもっともっと教えて欲しい。
それに心変わりされるのが怖いのは私も一緒だよ? もう、そんなこと考えないでいいようにメチャクチャにしてほしい。こんなにいっぱいお願いしちゃったら……迷惑かな? ごめんね? 我儘な彼女で」
なんとか隼に元気を取り戻してもらおうと、できるだけ明るい声で、にこやかに微笑みつつ隼に向けて、思いつくままに綴ったこれらの言葉は、自分でも無茶苦茶だって思うけれど、どれもこれも全部嘘偽りない本心だーー。