Flower black
「なんでそう思うの?」
「楓さんこそ光くんが直接話さなきゃいけない相手じゃないかな……それに銀河だけだと少し心細いっていうか……」
いや、別に銀河が頼りないとかそういうことじゃないけどね?
私がそう言うと桜夜くんはアハハっと笑った。
「確かにそうだね、心細いや。ってことで光くんもついてきて」
「分かった、途中でまた眠ったらごめん」
「楓さんと話してる時に寝ないでよ」
桜夜くんは冗談っぽくそう言うと腕につけた時計を見た。
「……よし。あと1時間後に出発しよう」
「分かった」
そして私たちは楓さんのいる加護組へ向かった。