この恋シークレット ~アイドルと運命の出逢いをしました~
「どうぞ」と扉を開けられ中に促されたので、恐る恐る中に入る。会場が一望出来る正面の位置に低めのパーティションで仕切られた空間、一気に緊張が高まる。
葵は、周りの席を見る余裕もなく目立たない様に、自分の席を目指す。そして、見つけた席に腰を掛け息をついた。
その時隣の席から、
「君が蒼の…」と渋いどこかで聞いた事のある声が聞こえそっと声の主の方へ視線を向けた葵は固まる。
「……」そう、そこには平日の夕方に見慣れた顔、蒼を見る様になり知った顔が…
「蒼をよろしく」そう、蒼から今までの事を聞いていた日比谷アナは、自分の隣に蒼の想い人である葵が来る事を聞いていたのだ。
「エッ?」まさか、日比谷アナから声を掛けられたのが自分とは思えず聞き返す葵。
その時、日比谷アナの奥から可愛い声が…
「パパどうしたの?」
「イヤ、何もないよ。もうすぐ始まるぞ」と可愛い女の子に応えている。
葵との会話は打ち切られ、結局聞き返す事は出来なかった。
この時、蓮が葵が現れた事にホッとしていた事は葵は知るよしもない…
葵は、周りの席を見る余裕もなく目立たない様に、自分の席を目指す。そして、見つけた席に腰を掛け息をついた。
その時隣の席から、
「君が蒼の…」と渋いどこかで聞いた事のある声が聞こえそっと声の主の方へ視線を向けた葵は固まる。
「……」そう、そこには平日の夕方に見慣れた顔、蒼を見る様になり知った顔が…
「蒼をよろしく」そう、蒼から今までの事を聞いていた日比谷アナは、自分の隣に蒼の想い人である葵が来る事を聞いていたのだ。
「エッ?」まさか、日比谷アナから声を掛けられたのが自分とは思えず聞き返す葵。
その時、日比谷アナの奥から可愛い声が…
「パパどうしたの?」
「イヤ、何もないよ。もうすぐ始まるぞ」と可愛い女の子に応えている。
葵との会話は打ち切られ、結局聞き返す事は出来なかった。
この時、蓮が葵が現れた事にホッとしていた事は葵は知るよしもない…