微温的ストレイシープ
あとがき




榛名灯里はどうやって来たのか。
なぜ、そんな力を持っているのか。

この物語において、その具体的な理由は追及していませんし、とくに重要視もしていないです。

正直、謎の部分も多いまま物語は終わりを迎えました。

この終わらせ方が正しいのかそうではないのか。わたしにはわからないです。


でもこれで良かったんだと思います。すべてを明らかにしないまま終わってこその『微温的ストレイシープ』なんだろうな、って。そう都合よく考えることにします。

だってこのお話はあくまでも二人の追走劇。
焦点を当てているのは、その部分なんですから。



結末については最初からこうするつもりでした。というか、これ以外しようがないと思っています。もしかしたら賛否両論あるかもしれませんが、どのような形であれ、すこしでも皆さまの心に残る物語となっていれば幸いです。


また、この物語に続編も番外編もありません。わたしの他作品に灯里と廉士が出てくることもありません。ふたりの物語はこれで完結です。

ですが、マルバスのあの人についてはまだ書き足りないので、彼にはまたいつかちがう作品に主役として登場してもらいます。そのときはまた、こうして足を運んでいただければと思います。



それでは最後まで見届けてくださった皆さま。

長い間お付き合いいただき、本当にありがとうございました。これにて『微温的ストレイシープ』は閉幕となります。


またどこかでお会いしましょう。







2020.12.01 花袋 一

< 211 / 211 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:167

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

理聖くんには理性がない

総文字数/0

恋愛(学園)0ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
高校卒業を数ヶ月後に控えたある日のこと 「すみません。もう我慢の限界です」 「えぅ……」 クールで優秀だった後輩が豹変しました 早く学校を卒業したい 花守 颯 ʜᴀɴᴀᴍᴏʀɪ ʜᴀʏᴀᴛᴇ × 早く颯で卒業したい 御影 理聖 ᴍɪᴋᴀɢᴇ ʀɪꜱᴇɪ 「ねえ颯さん。責任、取ってくれますよね? ――――取ってくれますよね」 理聖くんには理性がない
ワンルーム、きみと小さな海をみる

総文字数/22,492

恋愛(純愛)51ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
人魚のわたしを助けてくれたのは 背中に美しい模様の入った男だった。 「行くとこないなら、うち来るか?」 「お世話になります」 似たもの同士の光に手をのばして あなたのこと、もっと知りたいと思った。 わたしは好きな人が笑ってくれないと嫌 好きな人には幸せでいてほしいよ それって、 ────わがままかな? . . 「……わがままだよ」 ワンルーム、きみと小さな海をみる 2026.1.17
ハイドアンドシーク

総文字数/88,281

恋愛(キケン・ダーク)219ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
編入先の男子校で再会したのは、 人を惹きつけながらも容易には寄せつけない 美しい棘を纏った孤高の皇帝 そんな彼はわたしの幼なじみで ────好き、だったひと 「……お前、ずっとなに隠してんの」 ⫘⫘⫘⫘⫘⫘⫘⫘⫘⫘⫘⫘⫘⫘⫘⫘ 東雲 統理 シノノメ トウリ × 鹿嶋 恋 カシマ レン ⫘⫘⫘⫘⫘⫘⫘⫘⫘⫘⫘⫘⫘⫘⫘⫘ 愛されたいし、愛したい 本当は愛が欲しくてたまらない 「こんなんでへばってたらこの先もたねーぞ」 彼から貰う愛がたとえ虚構だったとしても その愛がわたしを満たしてくれる こんなの、苦しくなるだけなのに . . 「……れん。 お前、それ」 「東雲さん、わたし、本当は──」 〖 ハイドアンドシーク 〗 その愛は美しい闇の形をしている 2023.9.29 ~

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop