東堂副社長の、厳しすぎる初恋 +7/18
「だって。え? うそ、もしかしてお料理しちゃうんですか?」

「ああ」

「たとえば? じゃあ、夕べは? 作ったんですか?」

「作ったよ」

「なにを」

「ステーキを焼いた」

「なんだ、焼くだけか」

勝ち誇ったようにツンと澄ます横顔を見て、ふと思った。


――あれ? こいつ、笑うとやけに可愛いな。

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