東堂副社長の、厳しすぎる初恋 +7/18
『副社長といつも一緒に歩いている人よ。精悍な侍みたいな人』
ワコさんがそう表現した通り、彼は着物が似合いそうな背の高い美男子だ。
どちらかといえば西洋的な雰囲気が漂う副社長と並ぶと、個性が際立つ。
彼の席は、その他大勢の秘書たちがいる大部屋ではなく、奥の透明の仕切りに囲まれた個室。
失礼しますと頭をさげて秘書室に入った叶星は、そのまま奥に進んだ。
彼は歩いて来る叶星に気づき、視線を合わせて待っている。
「失礼します。広報部の西ノ宮です」
「はい」
無表情の時は近寄りがたい怖さがあるが、一対一になってみるとそうでもないらしい。
意外なほど優しい微笑みだった。
「社内報の副社長の記事ができましたので、確認お願いします」
「ああ、それなら副社長に直接見てもらいましょう、今ならちょうどいるから」
そう言って彼は立ち上がった。
――えっ?!
「あ、あのぉ」
「どうですか? 仕事は慣れましたか?」
ワコさんがそう表現した通り、彼は着物が似合いそうな背の高い美男子だ。
どちらかといえば西洋的な雰囲気が漂う副社長と並ぶと、個性が際立つ。
彼の席は、その他大勢の秘書たちがいる大部屋ではなく、奥の透明の仕切りに囲まれた個室。
失礼しますと頭をさげて秘書室に入った叶星は、そのまま奥に進んだ。
彼は歩いて来る叶星に気づき、視線を合わせて待っている。
「失礼します。広報部の西ノ宮です」
「はい」
無表情の時は近寄りがたい怖さがあるが、一対一になってみるとそうでもないらしい。
意外なほど優しい微笑みだった。
「社内報の副社長の記事ができましたので、確認お願いします」
「ああ、それなら副社長に直接見てもらいましょう、今ならちょうどいるから」
そう言って彼は立ち上がった。
――えっ?!
「あ、あのぉ」
「どうですか? 仕事は慣れましたか?」