元カレ社長は元カノ秘書を一途に溺愛する
「別に責めてるわけじゃない。」
そう言って穏やかに微笑む瑠衣。

その微笑みを見るだけで心から安心する杏奈。

「ひとつだけ」
「ん?」
「ひとつだけお願いしてもいいですか?」
「なんだ?」
瑠衣の微笑みに心が緩んだ杏奈。

瑠衣に頭を撫でられながら瑠衣の目を見た。

「なにかひとつ、貸してください」
「ん?」

杏奈の言葉に瑠衣が首をかしげた。
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