元カレ社長は元カノ秘書を一途に溺愛する
瑠衣は会社に泊まる日々が続いた。
早朝に杏奈が出社すると、冷蔵庫に入れていった手作りの弁当が空になっていて、着替えたものが袋に入れて置かれている。

杏奈は毎日お弁当を作り、冷蔵庫へ入れると着替えた服を持って帰る日が続いた。
きっと弁当以外は口にしていないであろう瑠衣を思うと日に日に弁当の中身も、栄養のある食べやすい物へと変わっていった。

ほとんど眠らずに仕事をしているであろう瑠衣を思うとゆっくり寝ていることはできず、深夜過ぎまで弁当を作り、早朝には出社できるようにしていた杏奈。

気付けば入籍をしようと約束していた日まで5日を切っていた。


瑠衣と顔をあわせないまま5日。

早朝に出社すると置かれている瑠衣からのかなり短いメモや、深夜になるともう帰宅するようにと瑠衣からのメールが入る。
二人のコミュニケーションはそのメモとメールだけだった。
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