捨てられママのはずが、愛し尽くされています~冷徹社長は極上パパ~
「ああ、うれしい。また食えると思っていなかった」

「……そう。よかったね」

 素っ気なく返したけれど、顔を見られていないだろうか。

(うれしいって。また食べたいと思っててくれたんだって)

 嘘かもしれない。否、嘘だと思う方が幸せに決まっている。けれど私は素直に涼さんの言葉を受け止めたかった。

 覚えていてくれたこと。そしてうれしいと思ってくれたこと。本当にうれしいと思っているのは私の方だ。

「今日は俺が鳴に食わせようか」

「あ、うん。……お願い」

「ママがいい。パパやだ」

「嫌がるな」

 涼さんが鳴を抱き上げて自分の膝の上に下ろす。

 ご飯が前にあるからか、さっきまでのように暴れて抵抗しなかった。

「鳴はなにが好きなんだ」

「またろに」

「……マカロニか?」

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