捨てられママのはずが、愛し尽くされています~冷徹社長は極上パパ~
でも、そんな父親とよく似た人だからなのか、それとも本能で血縁者だと察しているのか、今は積極的に話しかけている。
「いすずもちがうの。パパだよ」
「私からしたら、パパじゃなくて涼なの」
「あとね、みろり。ママはみろり。パパ、いっつもみろりっていう」
「それは翠って言ってるんだと思うわ」
(……あ、この感じ知ってる)
義母は鳴が一生懸命話しかけるのを少しも面倒そうにしていなかった。ひとつひとつきちんと答え、丁寧に相手をしている。質問責めにされても付き合うときの涼さんと同じだった。
「鳴くん、僕はおじいちゃんの英志(えいし)だよ。よろしくね」
「おじいちゃん?」
「そう、おじいちゃん」
「よこちゃんは……おばあちゃん?」
「いすずもちがうの。パパだよ」
「私からしたら、パパじゃなくて涼なの」
「あとね、みろり。ママはみろり。パパ、いっつもみろりっていう」
「それは翠って言ってるんだと思うわ」
(……あ、この感じ知ってる)
義母は鳴が一生懸命話しかけるのを少しも面倒そうにしていなかった。ひとつひとつきちんと答え、丁寧に相手をしている。質問責めにされても付き合うときの涼さんと同じだった。
「鳴くん、僕はおじいちゃんの英志(えいし)だよ。よろしくね」
「おじいちゃん?」
「そう、おじいちゃん」
「よこちゃんは……おばあちゃん?」