甘い恋には程遠い
慧「それって上辺でしょ?
すごいね。進藤さんって。
ほとんど話した事のない人を
好きになるんだ。」
扉の向こう側からマミちゃんの
嗚咽交じりの泣き声が聞こえてきた。
慧「悪いけど、俺はよく
知りもしない人の事を
好きにはなれないし
ついでに、進藤さんの事を
これから先、時間をかけて
知りたいとも思わない。」
泣いてる人が目の前におるのに
大神は容赦ない。
もう…やめてあげて!って…止めたかった。
でも、足が動けへんかった。
慧「だから、ごめん。
俺の事は諦めて。」