甘い恋には程遠い
桃花「分かれへんけど…
私は…その方がええと思う。
マミちゃん、ボロカス言ってたで。
あんな最低な奴や思えへんかったって。
大神があんな断り方したから
そうやって言われんねんで?」
やっぱり、大神が誤解されるのは悔しい。
桃花「あんたはいつも勿体なすぎんねん。
もっとちゃんと言葉にすれば
皆だって分かってくれるよ。
せやのに、あんたはそれをせえへん。
あんた…めっちゃええ奴やのに
わざと嫌われようとするのは何で?」
慧「大事なのは俺じゃないだろ。」
桃花「え?」
慧「お前の思う…その優しさが
俺にはよく分からない。
さっき俺が挙げた例を優しいと
思うのなら、お前は自分勝手だよ。」