甘い恋には程遠い
桃花「やっぱり今日はさ、外食やなくて
私、お母さんの料理食べたい!」
慧「何で?」
桃花「大神のおふくろの味?
てやつ。知りたいやん。
私、彼女やし。これからガッチリ
大神の胃袋掴まなあかんし。」
慧「言っとくけど。あの人。
料理、上手くないよ。
多分、食べたらガッカリするよ。」
桃花「美味しい料理やから幸せ。
とかやないねんで。愛情たっぷりの
料理やから幸せやねん。
聞こえる?この音。」
慧「音?」
桃花「久しぶりに大神が
帰ってきてくれたから
お母さん、大神の好物用意しようと
今、頑張ってくれてんで。
めちゃくちゃ慌てながらも。
冷蔵庫の中掻っ攫って一生懸命。」