無気力な一匹オオカミ男子に懐かれました。
お昼休みが終わって掃除の時間になると、麻里ちゃんと別れて自分の掃除場所へと向かった。


一階から二階へと続く階段が私の掃除担当場所だ。


今日もほうきを持って、せっせと一人で踊り場のゴミを掃いていく。


すぐ下の階段には、同じくほうきを持った蓮水くんの姿が見える。


最近掃除当番のグループ分けが変わって、蓮水くんとも一緒になったんだ。


でも、彼は基本あまり喋らないので、これといって会話が生まれることはない。


他に男子二人が同じ場所の担当だけど、主にその二人で盛り上がっているので、私と蓮水くんはいつも一人で黙々と掃除をしている。


相変わらずやる気のなさそうな蓮水くんは、掃き掃除も適当。


ちょこちょこスマホをいじったりして、全然真面目にやっている様子はない。


上の段を担当する男子たち二人もほうきを剣みたいに持って戦いごっこみたいなことをやって遊んでるし。



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